2017-12-24
ポジティブ思考の危険性
藤中秀樹です。
誰でも、ネガティブな人よりポジティブな
人のほうが好きです。
いつまでもネガティブな感情を持っていても
いいことはありません。
しかし、私はネガティブがすべて悪いとは
思いません。
ポジティブ=楽観的と言うのもある意味
要注意なところがありますね。
失敗から何かを学ばなければ成長しない
例えば、誰かが会社内で何かのミスを起こしたとします。
スーパーポジティブな人は、
「失敗したのは、しょうがない。」と明るく考えます。
その考え方はいいのですが、その失敗を次に生かす
ことができなければ、あまり成長できないのでは
ないかと思うのです。
失敗をしてしまったときに、そこから何かを学んで
次に活かすためには、次からどうやったらうまくいく
のかを考えてから、その後楽観的になることを
お勧めいたします。
大半の場合、楽観的なことはいいことですが
2、3割は謙虚になって反省と学びが必要なとき
もありますね。
ネガティブな人だと、何かを失敗したときいろんな事を
考えるので、
「どこがいけなかったんだろうか?」
と反省するのですが、ポジティブな人は笑って
その場をしのいだりして、また同じミスを犯したりして、
周りに迷惑をかけているのに気づかなかったりします。
そういう意味では、私は時と場合によって
ネガティブは大いに結構だと思います。
何事も陰と陽がセットになっていますからね。
ポジティブ、ネガティブ、どちらかに偏り過ぎずに
バランスが取れているのが一番です。
◎関連記事:ネガティブな目標設定の方が目標達成しやすい
関連記事